会社で働くのが良いか、個人事業主かの基準を解説!

※ 本ページはプロモーションが含まれています。

最初に知っておきたいことは、個人全体相反の関係にあります。

その上で、自分にあった働き方を選ぶと良いです。

チームで仕事してるんだからという忠告

20代の時に、コンピュータ企業でしばらく働いた。

当時、コンピュータ企業でよく言われたのが「チームで働いているんだから」という言葉。

これが、私にはしっくり来なかった。

今までの塾講師の仕事は、自由に授業スタイルを組める内容だった。

自分のカラーを出すことで、生徒を集めていく要素が強かった。

個人のパフォーマンスやアイデアを尊重される仕事だった。

コンピュータ企業の環境で、「チームで働いているんだから」と言われても、その働き方には魅力を感じなかった。

むしろ、独創的なアイデアを出すことがチームにプラス効果を与えるという信念だった。

これは、現代でもニュースになることがあるが、「発案したものは個人のものか、会社のものか」という議論や、スポーツでも団体スポーツが得意か個人スポーツか得意かという話と同等だ。

組織になると個人の判断力が低下

組織で前進していくと、トップダウンで考え方が下りてくる。

その通りに活動していれば、自分で考え判断しなくて良いので楽だ。

「速く進みたいのなら個人、遠くへ行きたいのなら集団」といって、どちらにおいてもメリットとデメリットが存在する。

集団で進む場合、自己判断や個人行動は前進の妨げになるので障害となる。

一方で、集団で進む場合、個人の創造が低下し自己判断力が磨かれない。

集団で進む場合、トップの教科書指導と違ったものは自分勝手な発想(我見)として取り扱われることがある。

一方、個人思考の人から見れば、自分で思考判断すること無く集団の指導のまま行動するのは、盲目・洗脳と見える。

個人主義の人に集団主義を強要するのは無理で、逆に、集団主義の人に個人主義を勧めるのも難しい。

個人的には、集団志向で個人の可能性を潰してしまうような性質のものは、お勧めしない。

これから時代は、さらに個人の可能性を開いていく方に進んでいく。

どの組織においても、昭和時代は集団主義で、令和になり個人主義に移行していく。

これからは、個人の能力を最大化させる時代だ。

個人主義と全体主義

人はそれぞれの個性があり、チームで仕事をすることが上手な人もいれば、個人でアイデアを出したほうが良い成績を出す人もいる。

どちらが良い、悪いという話ではない。

全体を重視するか、個人を重視するか、力点の置き方が違うだけだ。

一般的に、クリエイターは全体主義には向いていない。

想像力を発揮するためには、個人の力を最大限に出す必要があり、全体思考とは相反する。

チームで仕事をすることに慣れている人は、個人でアイデアを出す人は自分勝手な性格と映る傾向がある。

しかし、このことでお互いに責め合うのは意味のないことだ。

それぞれの仕事が最大の成績を上げるように仕事場を別にして、互いに尊重する社会の役割分担にすることが良い。

創造が好きな人と、みんなと楽しく仕事をすることを楽しむ人、それぞれあって良いことだ。

相手を自分と同じ考えの人間だと決めつけないことが大事である。