20代の経験ブログ:会社員か自営業か?企業の現実と自由な働き方の選択

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塾講師からSEへの転職

四半世紀ほど前、私は塾の講師として働いていました。塾の環境では、互いに「先生」と呼び合い、尊重し合う関係が築かれていました。しかし、その後、大手のコンピュータ会社にSEとして転職しました。そこでは、全く異なる企業文化が広がっていました。

2. 企業文化と上下関係の衝撃

塾ではお互いを尊重しながら仕事をしていましたが、企業ではそうはいきませんでした。上場企業ということもあり、上司と部下の関係が明確で、序列意識が強く、圧倒的な上下関係が存在しました。最初に感じたのは、私自身が「駒」として扱われているという違和感でした。

3. 「駒」として扱われる現実

会社では、上司の命令が絶対で、疑問を持つことすら許されない空気がありました。「君はただの駒だ」とでも言うかのような指示の出され方をされ、人権を否定されているように感じました。個々の意見や考えは尊重されず、会社の利益を最優先する仕組みの中で、ただ黙って働くことが求められました。

この環境に違和感を持ち、上司と何度も衝突しました。その結果、私はその会社を辞める決断をしました。当時は「こんな扱いを受けるために転職したわけじゃない」と憤りを感じていましたが、今振り返ると、企業の仕組みはそういうものなのだと納得する部分もあります。

4. 会社員と自営業の働き方の違い

その後、私は自営業へと転じました。会社員と自営業では、働き方の自由度が大きく異なります。会社員は組織の中で役割を果たし、定められた業務をこなすことが求められます。一方で、自営業は自分で仕事を選び、裁量を持って進めることができます。

例えば、会社員の典型的な一日として、

  • 決まった時間に出社し、定められた業務を行う。
  • 上司の指示に従い、時には理不尽な指示も受け入れる。
  • 会社の利益を優先し、個人の自由は制限される。

対して、自営業では、

  • 仕事のスケジュールを自由に決められる。
  • 収益は自分の努力次第で増減するが、やりがいがある。
  • 人間関係のしがらみが少なく、ストレスが軽減される。

5. 奴隷的環境からの脱却

会社員として働いていたときは、「これは現代の奴隷制度ではないか」と思うこともありました。労働に見合った報酬が得られず、過酷な環境で精神的に追い詰められることが多かったのです。

しかし、自営業になってからは、そのような苦しみから解放されました。自分の判断で仕事をし、理不尽な命令に従う必要がないという自由は、精神的な健康にも良い影響を与えました。

6. 自営業の生物的な自由と適応

自営業を始めて気づいたのは、「これは生物として自然な働き方ではないか?」ということです。人間は本来、自らの意思で行動し、生きるための手段を選ぶ自由を持っているはずです。しかし、企業に属することで、その自由は大きく制限されます。

また、働いた分だけ収入につながるという仕組みも、生物としての本能に合っているように感じました。会社員時代は、どれだけ努力しても給与が変わらないことが多く、不満が募ることもありましたが、自営業では努力がダイレクトに結果につながります。

7. まとめ:どちらの働き方が向いているか?

結局のところ、会社員と自営業、どちらが良いのかは個人の価値観によるでしょう。

  • 安定を求める人 → 会社員の方が向いている。
  • 自由を求める人 → 自営業の方が適している。

ただし、自営業にはリスクも伴います。収入が不安定になりがちで、全てを自己責任で進めなければなりません。そのため、自営業を選ぶ場合はしっかりとした計画と覚悟が必要です。

しかし、私は自営業という働き方を選び、生物的な自由を実感しています。どちらが正解ということはありませんが、今の私にとっては、この働き方が最も自然で、自分に合っていると確信しています。

もし今、会社の働き方に疑問を感じているならば、一度自営業という選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。人生は一度きり。働き方も、自分に合ったものを選ぶべきなのです。